毎日、短歌
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※大事なお知らせ※
※お知らせ※


この【短歌と三行詩】ブログ「月齢十五」は2011年3月23日より、【現代詩・四行定型詩・R定型詩】ブログ「Ish-bosheth」(アメブロ)へと統合します。

これからは、【Ish-bosheth】において、詩の掲載→短歌と三行詩の掲載→マガジンにて短歌と三行詩配信、という流れになります。

ご了承ください。

今まで【月齢十五】を見て下さった方々ありがとうございました。
また、これからもお付き合いいただける方はアメブロでお逢いしましょう。


宇佐 世白

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/ 23:20 / お知らせ / - / - /
老桜
【短歌と三行詩】

魂を掲げし翳を老桜は綻びつつもじつと見てゐる

たましひを かかげしかげを ろうおうは ほころびつつも じつとみている

 止め処無い思いはただ、翳りの中にある。
 泪は流せばいい、だれもだれも、咎めたりしない。
 泣くなだなんて、何故、言える。


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/ 10:57 / メッセージ短歌 / - / - /
【繋がる空へ 言葉よ届け】お知らせ&短歌5首
こんにちは。

お知らせです。

お世話になっている玖妙 夢堂さんがプロジェクト繋がる空へ 言葉よ届けをたちあげました。


わたしに今できること、感情を共有しあうことなのではないかと思います。

こころに湧き出てくる、どんな言葉であれ真っ向から否定しないで、シンクロさせること。

何の助けにもならないかもしれません。被災者の方々はこのような活動を、どう思うでしょうか。

分かりません。ひとりひとりの受け止め方は違います。今すぐにこころへ大きな動き・働きがあるとも、率直に言うと、分からないのです。
被災者の方々にもわたしたち発信する側にも、プラス・マイナスベクトルがいま大きく降り掛かってきます。テレビ、ラジオのニュース、正直ずっとは見ていられません。



それでも、誰かひとりでもいい、こころに届いて往くことが出来たら。

受けとめなくたっていい、彼らはわたしたちに否定感情をいだいたって構いません。



言葉というのはとても重い。そして鋭い凶器と同じ。

触れたところがもしこころの深奥だったら、意識せずとも、こころは閉ざされてしまいます。



このプロジェクトにいる、今10名以上の方々は、言葉というものを「発信するがわ」として、さまざまな思いを込めた上で、さまざまなこころへの影響を考慮しなければならないと思います。



しかし、それらを考えてなお、この状況を受け入れ、伝え、発信したい言葉があれば、それは今だからこそ、言葉にして残しておくことも必要なのかもしれないとわたしは思います。



以下、私の短歌です。



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【短歌、五首『桜待たで来』】



一、
生なるに熄ませたまへ彼の神よ約も無ければ救ひもせぬか

せいなるに やすませたまへ かのかみよ やくもなければ すくひもせぬか

二、
愛しけやしあなたの笑みは脈打ちて昏き世界に陽はまた昇る

はしけやし あなたのえみは みゃくうちて くらきせかいに ひはまたのぼる

三、
夕蔭に冷たきこころ這へませば汝の傍らを誰か知らまし

ゆふかげに つめたきこころ はへませば なのかたわらを たれかしらまし

四、
自然とは、そしてヒトとは生きにしも畏れ愛せぬひだまりさへも

しぜんとは そしてヒトとは いきにしも おそれあいせぬ ひだまりさへも

五、
昏き夜が喰み噛むよふに陽は退りいまこの時も梦に顕はる

くらきよが はみかむよふに ひはしさり いまこのときも いめにあらはる

/ 14:52 / メッセージ短歌 / - / - /
裡を縢れ
【短歌と三行詩】

風束ね邪なるをこころもし撫でつつ絲で裡を縢れり

かぜたばね よこしまなるを こころもし なでつついとで うちをしばれり

 手に掴めないものばかりが広がって縮こまってしまう。
 そうしてやがて熄えて往くのだろう。
 空も恍惚として風を伸ばして、こんなこころを素通りするなんて残酷じゃないか。


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/ 00:03 / 雑歌 / - / - /
山茱萸の
【短歌と三行詩】

山茱萸の冬を越へては花つもり風にひとひら導かれつつ

さんしゅゆの ふゆをこへては はなつもり かぜにひとひら みちびかれつつ

 運ばれて来たのだろう種の頃には、懐かしむ意識もあっただろう。
 柯の先で黄の、寒さに耐える樣は潔い。
 清く、毅く、それでも慎ましい。


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/ 06:42 / 雑歌 / - / - /
被きて知れり
【短歌と三行詩】

星屑を被きて知れり冷やかな夜の底より一塊の罪

ほしくずを かづきてしれり ひややかな よるのそこより いつかいのつみ

 哀しみで出来ているよ、この世界は。
 何もかも、塵芥でさえも、失くしてしまえたなら良い。
 愛おしさの欠片が、胸に宿り続けている、その現実をいだいたまま。


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/ 01:43 / 雑歌 / - / - /
たまさかに逢ふ
【短歌と三行詩】

照りかへし続ける陽まで憎ましくたまさかに逢ふ昨日との距離

てりかへし つづけるひまで にくましく たまさかにあふ きのうとのきょり

 小糠雨が降ったあと馬鹿みたいに晴れてしまった。
 独り切り、こころまで途切れそうになってしまうのに。
 晴れるだけで、ヒトを感傷に浸らせるあなたには妬心を憶えてしまう。


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/ 01:37 / 恋歌 / - / - /
隱める声は
【短歌と三行詩】

繋がれし隱める声は夜へ霞み色も微かに月は弱りて

つながれし いためるこゑは よへかすみ いろもかすかに つきはよわりて

 星に奪われた、輝きで、月が謳う。
 飲み込まれそうになる、最期の夢を、僕に与えて。
 真っ直ぐに降りおりてくる、その音色を全て聴き逃さないで。


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/ 01:33 / 雑歌 / - / - /
こずゑに隱し
【短歌と三行詩】

真実をこずゑに隱し往く君の赤き靴さへ街へ消へ行く

しんじつを こずゑにかくし ゆくきみの あかきくつさへ まちへきへゆく

 願うのだろう、君は全てを。
 隱しながら、奪わせながら、毀しながら。
 跡形もなく、僕のこころまで、全部。


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/ 00:01 / 恋歌 / - / - /
裡を漂ふ
※遡って記事をUPしています※

滄溟の裡を漂ふ影は空、弛みし螺子が身を震わせて

そうめいの うちをただよふ かごはそら ゆるみしねじが みをふるわせて

 海原の中を彷徨していく、僕のこころの底。
 震えて揺れて触れて隠して、重ねられない、僕のこころの底。
 眠りもしない、頼りもしない、あなたのこころの底。


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/ 23:43 / 恋歌 / - / - /
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